朝一番、鶴のひと声とお世話になった鈴木旅館にクリスマスプレゼントを託し、手紙の願い事のプレゼントを贈る準備を始めた。
23日お世話になった竹駒町コミュニティセンターの片付けがまだ終わっていなかった
併設されている図書館の方々、保育園にプレゼントを渡した
大人の方にも渡すと
「私たちにもくれたのは初めて」
と涙を浮かべて喜んでくれた
残ったメンバーは3人
ダンボールや弁当のゴミなどを清掃センターへ持っていった
広島からずっと運転してくれたゆうじ
残った荷物をまとめて15時頃、別れた
あと36人の子どもたちに届けていくのに、長丁場が予想されたので給油満タン
ガソリンスタンドのオーナーご夫婦にもプレゼントを渡したらお返しをいただいた
サンタさんに願いごとした?
「うん」
サンタさん待っていた?
「うん」
なんて願いごとをした?
「~!」
元気よく答える子ども達
19:20頃、ちょうど夕飯が終わった後だったのか
少し休んでいって、とご自宅にお招きいただく
鹿のお肉をいただいた
「トナカイじゃねーから、大丈夫」
お団子やお茶まで御馳走になりました
御馳走様でした
サンタさん、こないと怒るよ!
って手紙に書いてくれていた子。
夏に会った時と変わらない笑顔で迎えてくれた
会えてよかった
お孫さんが「おばあちゃんの好きな緑色の着物が欲しい」と願ったそのご祖母様。
御商売をされていたが、全て津波で流された。
「カシュになりたい」と願ったせりかちゃん。
イベントは大好きなライブと重なっていて来れなかったのだそう
とても喜んでくれた
今度、イベントで一緒に歌おうと約束
この時、22:40
部屋の灯りがついていたので、声をかけてみたら待っていてくれていた
「おそくなってごめんねーMerryXmas!」
とささやくように
もう部屋は真っ暗。
玄関先にプレゼントをおいていく
陸前高田市の小友町へ向かった時には日付けが変わってしまった
大船渡の子どもたち10人は、軒先へ置かせていただきました
子ども達の喜ぶ顔が見たかった
最後にプレゼントを置いたのは朝の6:30頃
新聞配達や仕事で出かけはじめる人達が動き始めていた
サンタさんが来てくれたんだって思ってもらえたかな・・
薄暗い中、帰路へ着く途中、碁石海岸で日の出を見た
津波で亡くなった方々に手を合わせた。
「子供達のことや、残した人達のことは大丈夫だから安心して成仏してください。」
碁石海岸の近くの旅館が温泉を無料開放しているのを思い出し向かったが残念ながら清掃中。。
レンタカーの返し先である福島駅へ向かった。
End